Apresia16000シリーズの製品性能情報~起動時間実測値~
はじめに
今回は装置交換を想定したApresia16000シリーズの装置起動時間とステータスの切替時間について
実測値を掲載します。
当社の製品マニュアルやカタログには掲載していない製品性能情報をシリーズで公開しております。
Apresia16000シリーズは10GbEラインカード(1ポート)、1GbEラインカード(10ポート)を実装可能であり、用途に応じてスイッチ容量が3タイプ(12Slot,6Slot,3Slot)選択ができるサービスプロバイダ向けスイッチです。 Apresia16000シリーズの製品詳細については、弊社製品紹介ページhttps://www.apresia.jp/products/sp/ap16000/をご参照ください。
実測値を掲載します。
当社の製品マニュアルやカタログには掲載していない製品性能情報をシリーズで公開しております。
Apresia16000シリーズは10GbEラインカード(1ポート)、1GbEラインカード(10ポート)を実装可能であり、用途に応じてスイッチ容量が3タイプ(12Slot,6Slot,3Slot)選択ができるサービスプロバイダ向けスイッチです。 Apresia16000シリーズの製品詳細については、弊社製品紹介ページhttps://www.apresia.jp/products/sp/ap16000/をご参照ください。
測定方法
configurationの設定条件によって装置の起動時間とステータスの切替時間にどのように影響するのか測定しました。
・測定項目は下記となります。
・測定項目は下記となります。
- スロットから取り外すラインカードのステータスを[In service]から[Out of service]に切り替える時間。
- ラインカードを挿入してから起動するまでの時間。
- 起動後にラインカードのステータスを[Out of service]から[In service]に切り替える時間。
- シリアルコンソールを接続しTeraTermのログ保存タイムスタンプ機能で時刻情報を取得し測定します。
- ステータス切替時間の測定はシリアルコンソールに出力されるメッセージをもとに、ステータス切替コマンドの入力時間を判断し、その後各カードのステータスが[Out of service]状態、または[In service]状態を示すまでを測定範囲とします。
- 起動時間の測定は、シリアルコンソールに出力されるメッセージをもとにラインカードの実装時間を判断し、その後カードのステータスが[Out of service]状態を示すまでを測定範囲とします。
項目 | 条件説明 |
(a)config条件(最小) | 装置IPアドレスに加え、vlan数1、2ポートアサイン |
(b)config条件(最大) | 装置IPアドレスに加え、vlan数1-4094、全ポートアサイン vlan name 1-4094に文字列を設定 |
測定結果
ファームウェアVer. 3.02.75で実測した結果を下記に示します。
表1 測定結果(LC1に実装されたXG16001cを対象にした測定結果)
表2 測定結果(LC5に実装されたG16010cを対象にした測定結果)
実施項目 | (a)config条件(最小) | (b)config条件(最大) |
①ステータス切替時間[Out of service] | 約35秒 | 約40秒 |
②ラインカード起動時間 | 約60秒 | 約60秒 |
③ステータス切替時間[In service] | 約15秒 | 約25秒 |
実施項目 | (a)config条件(最小) | (b)config条件(最大) |
①ステータス切替時間[Out of service] | 約35秒 | 約40秒 |
②ラインカード起動時間 | 約60秒 | 約60秒 |
③ステータス切替時間[In service] | 約15秒 | 約25秒 |
結論
ラインカードの種類およびconfiguration設定量によってラインカード起動時間に大きな差は見られなかった。
ただし、ステータスの切替時間についてはconfiguration設定量によって差がでます。
ただし、ステータスの切替時間についてはconfiguration設定量によって差がでます。